ミネストローネやラタトゥイユ、スパゲッティなど「トマト缶」を使う場面は実に様々。賞味期限も長く、お手頃な価格で購入できるトマト缶は、主婦の強い味方ですよね!
しかしそんな便利なトマト缶には実は、危険が潜んでいるのをご存知ですか?
今回は、どんな危険があるのかをはじめ、危険なトマト缶の回避方法についても併せてご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。
トマト缶にはどんな危険があるの?
トマト缶の内側には「BPA」と呼ばれる、プラスチックが原料のコーティン剤が使われている商品が多くあります。
実は、このBPAが微量ながらも缶の内側から溶け出しているため、知らず知らずのうちに口に入れてしまっているんです。
人体に悪い影響が無いのであれば気にしなくても良いのですが、最近の研究では微量のBPAであっても、お腹の赤ちゃんに影響を及ぼす可能性があることが判明しました。そのため、妊婦さんをはじめ、小さなお子様は積極的に食べない方が安心できるというわけです。
また、動物実験ではBPAの大量摂取によって健康被害が出たと報告されているのも事実。しかし、人間の摂取量で換算すると「トマト缶100缶(1日あたり)」ですので、日常生活において食べることのない量です。
加えて、日本では一般的にトマト缶が流通していますし、毎日食べるものでもないため、そこまで気に留めることではないかもしれませんね。
それでも気になるという方に向けて、「安全なトマト缶」の選び方
しかし、小さなお子様のいるご家庭や、妊娠中の方は、安心安全なホールトマトで食事を楽しみたいですよね。
そんな時はBPAを使用していない容器に入った商品を選べばOK。これまで通り、主婦の強い味方として「ホールトマト」が活躍すること間違いなしですよ!
- 瓶入りの商品を選ぶ
- 紙パック入の商品を選ぶ
- BPAフリー表記の商品を選ぶ
しかしこんなデメリットも
これで安全なホールトマトを購入することができますが、念頭に入れておきたいこんなデメリットもあります。
- トマト缶よりも値段が高い
- 紙パックは賞味期限が短い
- BPAフリー缶を探すのが難しい
家計の味方でもあるホールトマトですが、紙パックの商品は、缶と比較すると30円〜50円ほど、お値段がアップしてしまうのが少し痛いところ。
さらに賞味期限も短い商品が多いため、いざという時のお助けアイテムとして長期間保管していると、いつの間にか期限を切らしてしまう危険性も!必要な時に食べる量だけ購入するのが賢明かもしれません。
安全で美味しいものを口にして、健康なカラダを維持しよう
今回は、便利なトマト缶に潜む危険性についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
大人が一般的な量を食べる分には、気にする必要がないBPAですが、それでも危険なものは体に入れたくないという方や、小さなお子様のいるご家庭では心配される方もきっと多いはず。
今回ご紹介した「安全なトマト缶の選び方」を参考に、安心できる商品を手にできると良いですね!