人が生きていく上で「水」は欠かせない資源。しかし、水にも限りがあり、将来的には枯渇すると言われています。
このような状況の中、これまで以上に大切に水を消費していく必要がありますが、「節水」を実践することで、地球環境の保護や省エネに繋げることができます。
そこで今回は、「シャワー」と「お風呂」のどちらの方が「節水」に繋がるのかをご紹介していきますので、入浴時の参考にしていただけますと幸いです!
どちらが節水になるかは、シャワー時間の長さによる!?
・満タンの浴槽:およそ200リットル
・シャワー1分あたり:およそ12リットル
つまり、家族でトータル「17分程度」シャワーを使った場合、お風呂が満タンになるほどの水量を使うことになるというわけです。
浴槽に溜めたお湯を使って髪や体を洗い流せば、かなり節水になることが伺えますね!
もちろん、家庭によって浴槽の大きさや沸かす量なども変わってきます。そのため、浴槽サイズや給湯設定を確認し、ご自身にとってどちらがお得かチェックしてみてくださいね。
他に節水する方法は?
家族の人数が多い場合は、連続で入浴したとしても「追い焚き」が必要になってしまったり、浴槽のお湯で髪や体を洗うのは手間に感じる方もきっと多いはず。
そんなお悩みをお持ちの方は、これら3点を意識するだけでも、従来よりも水の使用量を削減することができます。ぜひ試してみてくださいね!
節水シャワーヘッドに変える
節水シャワーヘッドを使うことで、従来よりも3割から5割程度、水を節約できる商品もあるんだとか。ご自宅のシャワーがヘッド交換可能か確認してから試してみてくださいね!
湯船の残り湯を活用する
残り湯を洗濯や掃除に利用することで、入浴時だけ節水するのではなく、家全体での水の使用量を減らすことができます。
シャワーの流しっぱなしをなるべく避ける
特に寒い季節は水を出しっぱなしにしがちですが、たった1分間止めるだけで「12L」ほど節水することができます!ほんの短い時間であっても、長い目で見ればかなりの節水につながりますね!
シャワー時間が長い方は、お風呂を沸かす方が良いかも!?
今回は、シャワーとお風呂のどちらが地球に優しいのかをご紹介しました。各ご家庭の家族構成やお風呂のサイズ、シャワーを浴びるの時間の長さによって、どちらが最適かは異なってきますが、「17分程度」シャワーを出し続ける場合は、お風呂を沸かす方が節水に繋がるかもしれません。
それぞれのライフスタイルにあった入浴方法を選択するのがベストではありますが、少しでも節水・節約したい方は、今回の記事を参考に、無理のない範囲で実践してみてはいかがでしょうか?
ほんの少しでもシャワーを浴びる時間を短くしたり、湯船に沸かす水量設定を少なくするだけでも節水に繋がりますよ!