体を動かす
2022.11.01
暮らしを考える

【のこすくらし vol.6】スポーツを楽しむことがSDGsの貢献に!? 社会を繋ぐスポーツの新しい形とは?

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『くらしとエコと』ライターのMobi(モビ)です!
【のこすくらし】では、「誰一人取り残さない」ことを目指して、SDGsを題材に一人ひとりが今この瞬間からできることについて書いていきます。

今回のテーマは、『スポーツを楽しむことがSDGsの貢献に!?』です。
SDGsに貢献しながらより豊かに楽しむことができる、そんな新しいスポーツとの関わり方についての提案です!

1. スポーツに関わることがくらしを豊かにする!

生活習慣病の予防をはじめ、スポーツをすることは健康面において様々な効果があります。
実はスポーツは、実際に体を動かさずとも、たくさんの効果を得ることができることをご存じですか。

まずは、その事例をみていきましょう!

スポーツ観戦は健康にイイ!?

「スポーツ観戦が健康にイイ!」と聞くと、驚くかもしれません。
しかし、スポーツを「みる」という行為にも、健康的な効果が期待できるのです。

スポーツ観戦をすると、他人の行為を自分の行為のように捉えて活性化する神経細胞群(ミラーニューロン)が働きます。これによって、ナイスプレーを脳内で追体験することで擬似的な成功体験を得たりすることができ、セルフイメージを高めることに繋がるのです。
さらに、他人が運動している姿をみると、まるで自分が運動しているかのように筋交感神経活動が活発になり、心拍数、呼吸数、皮膚血流量が増加するという変化も起きます。

つまり、スポーツ観戦をしているだけで、実際にスポーツをしている時のような効果を一部受けることができるのです。

スポーツで人と社会と繋がる

スポーツから得られるメリットは、身体的な健康面だけではありません。スポーツには、人と人との繋がりを得られるといった、社会的な効果も大きいです。

学生時代に所属していた部活動やクラブチームの仲間は、大人になっても大切な友人であり続けることが多いでしょう。
また、スポーツ活動で出会った人と仕事に繋がったり、新しいビジネスが生まれることもあります。
さらには、スポーツを通じて同じ価値観の人と出会うことができ、生涯の人間関係を築くキッカケにもなるでしょう。

2. Jリーグの「シャレン!」とは?新しいスポーツの形の事例の紹介

健康面だけではなく、人や社会との繋がりにもなり得るスポーツですが、SDGsとの関係性はどうでしょうか。

実は、近年各プロリーグにおいてはSDGsを目指した新たな取り組みが数多くみられています。

具体例として今回取り上げるのは、サッカーのプロリーグであるJリーグが取り組む『シャレン!(Jリーグ社会連携)』です。
『シャレン!」とは、社会課題や共通のテーマ ( 教育/ダイバーシティ/まちづくり/健康/世代間交流など ) に、地域の人・企業や団体(営利・非営利問わず)・自治体・学校などとJリーグ・Jクラブが連携して、取り組む活動のことです。この活動に参画することで、スポーツを通じてSDGsに貢献することも可能なのです。

他にも、サッカーに限らず、SDGsへの取り組みを強化しているプロスポーツチームは年々増加しています。こうしたプロチームを応援して活動に参加することで、間接的にSDGs達成に向けて貢献することにも繋がるのです。

まとめ:スポーツを通じてSDGsに貢献を

健康面だけでなく社会的にも様々なメリットがあるスポーツ。近年は、スポーツを通じてSDGsに貢献する形が出てきています。
こうした活動に参加することで、間接的にSDGsに貢献してみてはいかがでしょうか。

<今日、のこすこと>
【のこすくらし】では、 「今すぐにできる行動」を “今日のこすこと(きょうのこ)” というコーナーで書いていきます!

今回の “きょうのこ” は、『応援しているスポーツチームのSDGs活動について調べてみる』です。
活動に参画してみることで、SDGsに貢献できることはもちろん、改めてスポーツの素晴らしさを感じられる機会になるでしょう!

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