使う
2022.08.22
暮らしを考える

GOGIRLは緊急時に重宝!女性も立ちションできる便利グッズ

gogirl-a-convenient-product-that-allows-women-to-stand

本記事のテーマは、なんとオシッコ。
身近ですが、あまり語られないテーマではないでしょうか。

男性は立って用を足すことが可能ですが、女性は体の構造的に座るしかありませんよね。
しかし、ハイキングで座るのも躊躇してしまうほど汚れている公衆トイレに遭遇したり、災害時や緊急時でまともなトイレ環境がなかったりして、うまく用を足せないこともあるかもしれません。
特に日本は自然災害大国ですから、地震や台風などでしばらくトイレが使えなくなる、なんて事態もゼロではないのです。

そこで、今回ご紹介するのが「GOGIRL(ゴーガール)」。
GOGIRLは、なんと女性用の立ちション補助グッズ。こちらを使用することで、女性もズボンを下ろさず立ったまま用を足すことができるという、画期的な補助アイテムです。

今回の記事では、そんなGOGIRLの使用方法について詳しくご紹介していきます。
「こんなグッズ使わないよ」と思っていても、目を通しておくと緊急時に役に立つ……かもしれません。

※公共の場で所構わず用を足すと軽犯罪法違反の罪に問われますのでご注意ください!

女性が立ちションをするには、どうすればいいの?

女性が立って用を足す……あまり考えたことがない状況かもしれません。
しかし、女性も練習を重ねていけば立ったまま用を足すことができるようになるそうです(という話がどこかのブログに書かれていました)。
ただ普通は体の構造上、非常に難しいでしょう。座ってできない状況が訪れて、慣れない方法を試したことで、トイレや服を汚したくないと思います。

そんな時に活用したいのがGOGIRLをはじめとしたお助けグッズ。
実は女性の立ちションを探求する歴史は古く、関連グッズは100年も前から存在していると言われており、今なお改良が重ねられています。

気になるGOGIRL(ゴーガール)の使い方とは

GOGIRL(ゴーガール)は2009年から販売を開始し、現在は45か国以上で流通しています。
アメリカやヨーロッパなどの一部の地域ではアウトドアショップの店頭に並んでいるほど一般的な商品のひとつです。

GOGIRLの使い方

使い方としては、GOGIRLを当てて用を足すだけ。医療用のシリコンでできているため、非常に柔らかい素材なのが特長です。押し潰してしまうと漏れる場合がありますので、優しく中指と親指で添えて当てるようにしましょう。

使用後ですが、水で軽く流せる状況の場合は流し、帰宅後は石鹸で洗うことで清潔を保ちましょう。
持ち運ぶ時は、ジップロックやポリ袋といった使い捨て可能な袋に入れておくと便利です。

GOGIRLを使用するうえでの注意点

アウトドアや緊急時に便利なGOGIRLですが、注意点もあります。
それは、慣れるまでコツがいるということ。
女性からすると、立ったままのトイレはおそらく初めての経験ですし、そもそも緊張しますよね。手が震えて位置がズレてしまうと、大惨事になってしまいます。
そのため慣れないうちは、来たるべき時に備えるべく、自宅の浴槽など汚れても良い場所で何度かチャレンジすることをオススメします。

その他の女性の立ちションアイテム

実はアツい、女性の立ちション市場。様々なブランドが同様の目的の製品を販売しています。
日本は公衆トイレが綺麗なこともあり、海外に比べるとあまり浸透していませんが、山登りやレジャーなどで使いたくなったり、車の渋滞時や緊急時に使いたくなったりするときもあるかもしれません。ぜひ準備だけでも、しておいてはいかがでしょうか。

pee buddy(ピーバディ)

pee buddy(ピーバディ)の素材は紙。使い捨てできる構造であるため、とても衛生的です。
また紙自体、100%リサイクル可能な防水が効いたボール紙ということもあり、サステナブルな目線も持ち合わせている商品です。

RONGUI(ロングイ)

RONGUI(ロングイ)は男女兼用の非常用トイレ。
空になったペットボトルを先端に固定することで使えるタイプのため、車内での使用にオススメの商品です。

他にもインターネットで検索すると、様々な商品があります。
値段も様々ですが、あまりに安かったりすると、耐久性や使用感に難があるかもしれません。
素材や形などをきちんと吟味して、選ぶようにしましょう。

そう言えば、おしっこの回数はどんな感じ? 近い場合は頻尿の可能性も

ところで、みなさんは1日に何度トイレに行っていますか?

一般的に朝起きてから、夜眠るまでの間に8回以上行く場合は頻尿であるとされています。
しかしそれよりも少ない回数の場合であっても、日常生活に支障があると感じる場合は昼間頻尿と言われます。
立ちションなど排泄を考えることを機に、自分の尿について、立ち止まって考えてみてもいいかもしれません。

頻尿の原因とは

頻尿になる原因として、大きく分けて「生活習慣などの要因によって頻尿が生じている場合」と「頻尿を生じる病気が原因の場合」の2つが挙げられます。

加齢による頻尿

加齢に伴い、ホルモンの分泌量の減少や膀胱が硬くなることが原因で、頻尿になることがあります。

過剰な水分摂取による頻尿

水分の摂取量が多いと頻尿になることがあります。この場合は1回の量が150〜200mlと正常な量を頻繁に排尿します。

緊張やストレスによる頻尿

緊張や強いストレスによって頻尿になることがありますが、誰もが経験することですので不安になる必要がないものです。

体温低下による頻尿

体が冷えることによって、頻尿になることがあります。

利尿作用のある飲み物や薬による頻尿

コーヒーやビールなど利尿作用の強い飲み物を摂取しすぎると頻尿になることもありますので、注意しましょう。

いかがでしょうか。
尿についての基礎知識を簡単に紹介しましたが、こういった知識を知っているか知らないかでも大きく違うはず。
排泄は生きていく上で欠かせない生理現象なので、しっかりと向き合うことが大切です。

これを機に「いざ」を考えてみてはいかがでしょうか

今回は女性の立ちショングッズ、また尿について考えてきましたが、いかがでしたか。

立ちショングッズは、公衆トイレが汚く使いたくない場合や、災害時、アウトドア時に大活躍の便利グッズですので、ぜひお試しください。

また、余談ではありますが、フランス・パリでは女性が立ちションするために、女性用小便器が設置されています。
多様性が尊重される時代、「女性だからこうあるべき」、もとい「女性だから立ちションはしない」といった考えは、今後日本でも変わっていくかもしれません。

タイトルとURLをコピーしました