2022.08.08
環境を考える

【関連用語も解説】サステナブル・エシカル・SDGsの違いとは?

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サステナブル」や「エシカル」といったワードをテレビやSNSで耳にする機会が増えてきましたね。これらのワードは混同しやすく、使い方を間違えてしまうこともしばしば…。

なんとなく環境に関連するワードであるというイメージはつくものの、具体的にはどのような意味が込められているかは分からないという方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、サステナブルとエシカルの意味の違いをはじめ、それらの使用事例や関連するワードについても詳しく解説していきます。

サステナブル(Sustainable)とは

サステナブルは「sustain=持続する」と「able「〜できる」からできており、「持続可能な社会」という「理念」を指す言葉を言います。

以下の記事ではサステナブルに関して詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください。

 

エシカル(Ethical)とは

もともとエシカルは「Ethical=倫理的な」という意味が込められた言葉です。
現代においては、社会や環境に対して配慮した倫理的な「考え方」をエシカルと言います。

以下の記事ではエシカルに関して詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください。

 

サステナブル・エシカル・SDGsの違い

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  • サステナブル「Sustainable=持続可能な」
  • エシカル「Ethical=倫理的な」
  • SDGs「Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標」

サステナブルとエシカルは、どちらも違う意味を持つワードではあるものの、SDGsの達成には欠かせない概念であるという点では共通しています。

サステナブルを実現するためにエシカルは不可欠であり、サステナブルにはエシカルも内包していると言えるかもしれません。

その一例として「エシカルファッション」と「サステナブルファッション」が挙げられます。

  • エシカルファッション
    「素材の選定→生産→販売」に至るまでのすべてのフェーズにおいて、地球環境や労働環境、社会問題に配慮されているものをエシカルファッションと言います。
  • サステナブルファッション
    「素材の選定→生産→販売→着用→廃棄」に至るサイクルにおいて、将来に渡って持続可能であるファッションを目指し、地球環境や労働環境、社会問題に配慮されているものをサステナブルファッションと言います。
    これはエシカルファッションの意味も持ち合わせています。

サステナブルやエシカルの関連ワード

サステナブルやエシカルの他にも「エシアル」、「ロハス」、「フェアトレード」といった関連ワードがあります。

「エシカル(ethical)=倫理的な」という意味を持つ英単語ですが、「エシカル商品」や「エシカル消費」といったように環境用語として派生し使用されることが増えてきました。

  • エシカル商品
    地球環境や労働環境、社会問題などに対して配慮された商品
  • エシカル消費
    エシカル商品を購入すること

無農薬野菜の購入も、地球環境に配慮したエシカルな行動のひとつであり、「エシカル」は身近なところにたくさん溢れているのです。

ロハス (LOHAS)

「Lifestyles of Health and Sustainability=健康と環境、持続可能な社会に配慮した生活スタイル」を意味する言葉です。

これらのアルファベットの頭文字を取って「LOHAS」と呼ばれており、1990年代頃にアメリカで広まっていきました。

「ロハス」はあまり聞き馴染みのないワードかもしれませんが、あの有名な飲料水「い・ろ・は・す」のネーミングも実はこのワードから由来しています。
日本でも、この言葉は少しずつ浸透しているんですね。

ロハス自体、分かりやすく5つのカテゴリーに分けられており、どれも実践しやすい内容になっていますので早速詳しくみていきましょう。

1.持続可能な経済

  • エコバックの利用
  • 車の代わりに自転車移動
  • エアコンの設定温度を上げる など

2.健康的なライフスタイル

  • 有機野菜の摂取
  • 有機野菜の育成
  • 環境に良い石鹸の使用 など

3.代替医療

  • ハーブティーの摂取
  • 鍼灸
  • 予防治療 など

4.自己開発

  • ダイエット
  • 座禅
  • ヨガ など

5.環境に配慮したライフスタイル

  • 省エネ製品の使用
  • 長持ちする商品の購入
  • オーガニック製品の購入 など

フェアトレード(Fairtrade)

「Fairtrade=公正な貿易」を意味する言葉です。
途上国の生産者たちの生活改善や自立を目的とし、その国の原料や商品を適切な価格で購入する公平な貿易体制をフェアトレードと呼びます。
このフェアトレードを証明するために「国際フェアトレード認証」という制度があり、商品が完成するまでの各工程において、関係する組織を定期的に監査し、基準が遵守されているかを確認します。

商品例

  • コーヒー
  • チョコレート
  • はちみつ
  • コットン製品
  • 切り花 など

フェアトレード認証は、これらの商品に付いていることが多いですので、是非お買い物の際に手にとってみてください。

SDGs(Sustainable Development Goals)

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「Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標」を意味する言葉です。

サステナブルな社会の実現に向けて、2015年9月に国連サミットにて採択された「目標」をSDGsと言います。この目標は「17」あり、国連に加盟している193カ国が2030年までに達成する必要があり、その内容は「社会」、「自然資本」、「経済」など多岐に渡ります。

国連が掲げる「17」の目標

  1. 貧困をなくそう【分類:社会】
  2. 飢餓をゼロに【分類:社会】
  3. すべての人に健康と福祉を【分類:社会】
  4. 質の高い教育をみんなに【分類:社会】
  5. ジェンダー平等を実現しよう【分類:社会】
  6. 安全な水とトイレを世界中に【分類:自然資本】
  7. エネルギーをみんなにそしてクリーンに【分類:社会】
  8. 働きがいも経済成長も【分類:経済】
  9. 産業と技術革新の基盤を作ろう【分類:経済】
  10. 人や国の不平等をなくそう【分類:経済】
  11. 住み続けられるまちづくりを【分類:社会】
  12. つくる責任つかう責任【分類:経済】
  13. 気候変動に具体的な対策を【分類:自然資本】
  14. 海の豊かさを守ろう【分類:自然資本】
  15. 陸の豊かさも守ろう【分類:自然資本】
  16. 平和と公正を全ての人に【分類:その他(平和)】
  17. パートナーシップで目標を達成しよう【分類:(パートナーシップ)】

サステナブルについては、以下の記事でもご紹介していますので、ぜひこちらもご覧になってみてください。

サステナブルな社会の実現には、エシカルが不可欠!

サステナブルとエシカルの意味の違いをはじめ、それらの使用事例や関連するワードについてご紹介しました。

どのワードも地球環境を守るための要となる重要なものであることに違いはありませんが、サステナブルは持続可能であることを重視し、エシカルは倫理的であることを重視しています。

サステナブルやエシカルの関連ワードは英語ばかりで、難しく捉えてしまいがちですが、マイボトルやマイバックの活用や、クリーンな企業以外からは商品を気軽に購入しないなど、とても簡単なことから始められますので、ぜひこれを機会に、毎日の行動を見直してみてはいかがでしょうか。

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