12月に入り、年賀状を書く季節になりましたね。1枚1枚に心を込めて、手書きでメッセージを添える方も多いのではないでしょうか?
慎重に書いているつもりでも、たくさん書いているうちに書き間違えてしまうことも。もちろん手数料を払えば、郵便局で書き損じハガキの交換ができますが、年末のドタバタに紛れて、そのままタンスにしまいがちですよね。
そんな書き損じハガキですが、実は寄付に繋がるんです。今回は書き損じハガキの回収を通して寄付を行う「ユネスコ世界寺子運動」について詳しくご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです!
書きそんじハガキ・キャンペーン2023
公益社団法人日本ユネスコ協会連盟では、使わなくなった「書き損じハガキ」、「未使用切手」、「金券」などを回収しています。これらを換金することで「ユネスコ世界寺子運動」
での活動に使われるそうです。
ユネスコ世界寺子運動ってなに?
世界中の学校に行けない子どもたちや、読み書きができない大人たちが、無償で学べる場「寺子屋」を作る活動が「ユネスコ世界寺子運動」です。
「ユネスコ世界寺子運動」では、寺子屋を作るだけに留まらず、これらの活動も行われています。
- 図書室の建設
- 学ぶ人のニーズに合わせた教材づくり
- 中途退学者の復学支援
- 先生や運営者の育成
- 生活や保健衛生に関わる教育
- 収入に繋がる教育、技術提供
これまでに多くの学びの場を提供
1ヶ月間学校に通える目安(カンボジアで1人あたり)
- 書き損じハガキ:14枚
- 未使用切手:700円
- プリペイドカード:700円
これらの寄付によって、世界中のみんなが公平に教育を受けられる場を広める活動が行われ、これまでに「538軒」の寺子屋が建ち、「134.8万人」が学んでいます。
どうやったら寄付できるの?
封筒に名前・住所を記載の上、「書き損じハガキ」、「未使用切手」、「金券」などを入れて以下の住所に郵送することで寄付ができます。
▼郵送先
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-3-1 朝日生命恵比寿ビル12階
日本ユネスコ協会連盟 W係
誰もが平等に学べる世の中へ
年賀状の季節に溜まりがちな書き損じはがき。使い道に困ってタンスにしまうのではなく、寄付を通して、世界中に平等な学びの場を広めていきませんか?