世界的に多くの企業で、脱炭素社会の実現の向けた達成目標の設定や、環境に優しい取り組みが積極的になされていますよね。
国内に目を向けてみると、日本の自動車メーカーでは「2050年」をカーボンニュートラルの達成時期にすると発表しています。そんな中、トヨタ自動車では「2050年」の目標から15年も前倒し「2035年」までに、自社工場から排出される二酸化炭素を実質ゼロにするという目標を発表しました。
今回は、環境に配慮した取り組みを積極的に行っている「トヨタ自動車」のアクションについて詳しくご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。
トヨタ自動車が脱炭素化の達成目標を「15年」も前倒しへ
トヨタ自動車では「2035年」までに、国内外の全ての自社工場から排出される
二酸化炭素の量を実質的にゼロにすると発表しました。
この目標達成に向けて自動車業界では、植物や再生可能な生物由来の資源を原料に使用する
樹脂の「バイオ化」が進んでいるそうです。
「トヨタ環境チャレンジ2050」では、こんな目標も!
トヨタ自動車では、地球環境を守っていくために「トヨタ環境チャレンジ2050」を制定し、これらの目標を掲げています。
- 「製造〜リサイクル」までライフサイクル全体で二酸化炭素の排出量を実質ゼロへ
全ての工程で二酸化炭素の排出量をゼロにするために、エコな素材やパーツ作りに取り組んでいます。 - 環境に配慮された新車の開発を行い、二酸化炭素の排出量を低減
2050年までに90%の二酸化炭素を低減するために、環境負荷を抑えた次世代環境車を開発を進めています。 - 人口増加による将来的な水不足への対策
雨水を利用することで製造時に使う水の量を削減するだけでなく、排水も綺麗にすることで地球環境を良くするための活動を行なっています。 - 循環型社会の実現と、そのためのシステムの構築
限りある資源を有効活用するために、古い車から新車を作り出すチャレンジを始めとしたアクションを実施しています。 - 人と自然が共存する未来を作る
工場の周りでの森づくりや、NGOと協力した自然保護活動、子どもたちへの環境教育を実施しています。
技術革新により進む脱炭素化
今回は自動車業界の中でも率先して、環境に優しい活動を行なっているトヨタ自動車の取り組みをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
脱炭素化を進めていく中で、様々な工夫やアイディアは欠かせませんが、トヨタ自動車の技術革新によって、着実に脱炭素化へと向けて進んているのが伺えますね!