2023.12.08
環境を考える

まさかのコラボ!? 企業が手を組んだサステナブルな取り組み2選

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生産工程を見直したり、環境に良い素材を使ったり。
脱炭素社会の創造に向けて、世界中が盛り上がっている今、国内外問わず多くの企業がサステナビリティを意識した取り組みを始めています。

しかし、企業同士が手を組んで、新たなプロジェクトを進めるというケースは、あまり聞いたことがないですよね。
強みも企業文化も違う企業がコラボをするのは、実際難しいもの。しかし、企業間の垣根を超えて、様々な取り組みを始めるケースが、少しずつですが増えつつあるんです。

そこで今回は、企業同士がコラボしたサステナビリティな取り組みを2つを紹介!
みなさんの知っている企業が、実は意外な取り組みをしているかもしれませんよ。

伊藤園とキングジムが茶殻を使ったホルダーを開発!

1つ目は、株式会社キングジムと株式会社伊藤園。
この2社が、なんと茶殻を使用したホルダーを開発しました。

「お~いお茶」などの茶系飲料の生産によって排出される茶殻をどうにかできないか……ということで、伊藤園が展開する「茶殻リサイクルシステム」を利用し、なんと茶殻紙を製造。その茶殻紙を活用して、A4クリアファイルサイズの「紙製ホルダー(茶殻紙タイプ)」を開発しました。

商品詳細

以下2種類のA4サイズの紙製ホルダーが販売されます。

  • 「紙製ホルダー(茶殻紙タイプ)」(10枚入り)
    発売日:12月8日
    税抜920円
  • 「二つ折り紙製ホルダー(茶殻紙タイプ)」(2枚入り)
    発売日:12月8日
    税抜830円

「一般的な紙のホルダーと比較して、紙の使用量を抑えることができる」「茶殻をアップサイクルすることができる」といったメリットがあるこの商品。
ほのかにお茶の香りもするそうなので、とても気になります。
ぜひ、機会があれば手に取ってみてはいかがでしょうか。

ドトールと学研がコラボしたコーヒー粘土

私たちが子どもの頃は、エコやSDGsを意識せずに遊んでいましたよね!
一方で、最近では、環境に配慮された知育アイテムも登場していているそう。
というわけで、お茶の次はコーヒーです。

素材で遊ぼう!感性くすぐる「粘土はかせ」

コーヒー豆を粉砕する時に発生する微粉(チャフ)は、本来であれば処分されるもの。
微粉は肥料や堆肥としても使われることがあるそうですが、今回はドトールコーヒーで出た微粉を粘土に練り込むことでアップサイクル。
本来捨てられていたものが、知育玩具となりました。

こちらの粘土セットには、コーヒー粘土のほかに、ヒノキ粘土、超軽量粘土、コルク粘土、石粉粘土、土粘土の計6種類が入っており、色や香り、触り心地がそれぞれ異なることから、幼児の感覚を刺激します。
どんな匂いがするのか、大人も気になります。
※対象年齢:3歳以上

企業同士の「サステナブルコラボ」が当たり前になる?

今回は、業界や企業の垣根を超えたサステナブルな取り組み2つをご紹介しました。
今回ご紹介したのはあくまでも一例です。まだまだいろんな企業がコラボレーションしていますし、様々なケースがより増えていくのではないでしょうか。
環境に良いだけでなく、今までにない面白い商品が、たくさん生まれてくるかもしれません。

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