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2022.10.21
暮らしを考える

正しい知識を持って「糖質制限ダイエット」にチャレンジしよう!

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ダイエットといえば、まずはじめに「糖質制限ダイエット」を思いつく方も多いのではないでしょうか?そんな人気のダイエット法ではありますが、糖質を制限することによってなぜ痩せるのかや注意すべき点までは知らないという方も多いですよね。

そこでは今回は糖質制限ダイエットについて詳しくご紹介していきますので、ダイエットにチャレンジしたい方はぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。

くらしとエコとでは、様々なダイエット法についても記事にしていますので、気になる方は他の記事も併せてご覧ください!

そもそも糖質ってなに?

糖質は、人が生きていく上で必要なエネルギーとなる成分で、お米や麺類、パンといった食べ物に多く含まれています。

また三大栄養素である「炭水化物・タンパク質・脂質」のうち、炭水化物のひとつとして分類される重要な成分でもあります。

糖質を摂取するとどうして太るの?

では一体、どうして糖質を摂取しすぎると太ってしまうのでしょうか?理由は、糖質が脂肪に変わる際の以下の仕組みに隠されています。

脂肪に変わる仕組み

  1. 糖質・炭水化物を食べる
  2. 体内でブドウ糖に変化する
  3. 必要な分のブドウ糖は、活動エネルギーを得るために消費される
  4. 余ったブドウ糖は、中性脂肪・糖化の原因になる

糖質はこのようにして脂肪に変わるため、糖質の元となる糖質の摂取量を制限することによってダイエット効果が期待できるというわけです。

糖質制限ダイエットの実践方法

そもそも日本人が1日に摂取すべき炭水化物や糖質の量は「250g~325g」と言われています。

そんな中、糖質制限ダイエットではそれらの摂取量を「70〜130g」ほどにセーブする代わりに、肉や魚、豆腐をはじめとしたタンパク質・脂質が主成分となっているものや、野菜で補います。

糖質の少ない食材って?

いざ糖質制限をしようと思ってもどんな食べ物に注意すれば良いか分からない方も多いのではないでしょうか?そこで今回は糖質の少ない食材の一例をご紹介していきますので、献立作りにぜひお役立てください!

糖質の少ない食材

肉類全般
魚類全般
野菜 葉物野菜、アスパラ、貝割れ大根、カブ、カリフラワー、ゴーヤ、ズッキーニ、白菜、ブロッコリー、ミョウガ、もやし
果物 アボカド、パパイヤ、ゆず、レモン、ラズベリー
調味料 油、塩、醤油、酢、出汁、豆板醤、マヨネーズ
飲料 ウーロン茶、紅茶、コーヒー、ほうじ茶、水、麦茶、緑茶
お酒 ウイスキー、ウォッカ、焼酎、ジン、テキーラ、ラム
その他 海藻類、きのこ類、大豆製品、乳製品

糖質制限ダイエットの注意点

  • 無理な糖質制限は行わない

糖質はエネルギーを得るためには欠かせない成分でもあるため、極端に糖質の摂取量を減らしてしまうと低血糖を引き起こす可能性があります。

低血糖になった場合、頭痛やめまい、イライラ、思考力の低下といった不調が現れますので、最低限の糖質は必ず摂取しましょう。

 

  • 長期的に行う

糖質制限ダイエットをはじめると1週間ほどで体重が落ち始めますが、この時期はまだ水分が体外に出ているだけの状態。そのため、この段階で止めると体重が元に戻りやすいと言われています。

そもそも糖質制限ダイエットは長期的に実践することを前提としたダイエット法です。長期的に糖質制限を実践し、目標の体重を達成した段階で、ゆるやかに糖質制限をストップするのがオススメです。

 

  • 便秘になりやすい

糖質を制限するとどうしても食物繊維と水分量の摂取量が普段よりも減ってしまうことで、便秘になりやすいと言われています。

そのため、海藻類や大豆類といった水溶性食物繊維が豊富な食べ物や、2リットル以上の水など、積極的に便秘にならないように気をつけましょう。

決して無理をせずに、糖質制限ダイエットに取り組もう

糖質制限ダイエットは、暴飲暴食をしてしまいがちな方や肥満な方には効果的なダイエットです。しかし、糖質制限を長期間続けることによって脳や全身の老化が進むと注意を促すお医者さんもいらっしゃいます。

理想の体型や健康的な体重を目指すこと自体は良いことではありますが、不健康に繋がるような無理な制限はかけずに、ゆるく無理のない範囲でダイエットに取り組んでいくことが何よりも大切なのではないでしょうか?

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